研究会情報

2018年度

日本子ども学会主催「子ども学カフェ」第9回講演会 (終了しました)


第9回目となる今回の子ども学カフェは、今年11月に開催される日本子ども学会議の大会長でいらっしゃる同志社女子大学の上田信行先生にお願いいたしました。

ひょっとしたら"上田信行先生"と聞くと、そのパフォーマーのお姿ばかりが思い浮んでしまう方も多いのでは? このたびはいよいよ上田先生の「お話」を聞くことができます。ハーバード大学で『セサミストリート』や学習環境デザインの研究をされ、そのご著書『プレイフル・シンキング』(2009, 宣伝会議)でも展開されているように、「プレイフル」という斬新な概念で、堅苦しい学習の概念を180度転換してくださった上田先生の目の覚める学習観・教育観に触れられる今回のカフェ、もちろん十八番のプレイフルなワークショップも体験できます。建築家の小堀哲夫氏にも加わっていただくふだんとは一味ちがう子ども学カフェに、ぜひ奮ってご参加ください。


【テーマ】: プレイフルラーニングと学習環境デザイン
【講 師】: 上田信行(同志社女子大学現代社会学部現代こども学科特任教授)


学習環境をデザインするとは、学習者が学ぶこと自体の楽しさに気づき、創造的な学びを探究できるプレイフル(情熱的)な環境を準備することである。今回の子ども学カフェでは、学習者の学びに向かうマインドセット(思考態度)をポジティブなものにし、表現・協同・省察活動を通して、自ら学びのステージを拡張していける場をどうデザインすればいいかを議論する。そのために、学習環境をデザインする際に必要な4要素(空間、道具、活動、人)、その中の活動をデザインする方法としてのTKFモデル(つくって、かたって、ふりかえる)、これらを含めて学びを活性化するための4Ps(Projects, Passion, Peers, Play)を紹介する。当日は、建築家の小堀哲夫氏(http://tk-a.jp)にも参加していただき、プレイフルな学習空間についても語り合いたい。もちろん、プレイフルラーニングを体験していただくLEGOワークショップも計画しているので、楽しみにしていただきたい。


【日 時】: 2018年4月21日(土)13:00~15:00
【場 所】: 慶應義塾大学(三田キャンパス)南校舎4階、445番教室
【参加費】: 会員・学生500円、一般 1000円
【定 員】: 50人(事前予約をお願いします)


【予約・お問い合わせの連絡先】:

4月16日までに、お名前、ご所属、連絡先を明記の上、上記までメールでお申込みください。
メール件名は「子ども学カフェ申込み」としてください。


誰でも自由に参加できるオープンな場ですので、日本子ども学会の会員の方はもちろん、ご関心のある方をぜひお誘いになってお越しください。学生も大歓迎です。

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