研究会情報

2016年度

国際心理学会(ICP)でのシンポジウム開催のお知らせ

●時間:2016年7月28日(木)14:40-16:10
●場所:パシフィコ横浜・コンファレンスセンター4F 413
●内容:Child Sciences of parenting and schooling:Comparison between Asia and Africa.

  • 1) "The effect of grandparenting on children's personality: comparison of Japan and China" by Yi Sun (Ochanomizu University, Japan)
  • 2) Chldren in family, school and society: China and Africa. by Juko Ando (Keio University, Japan)
  • 2-1) "Parenting stress and social support of young children's parents in P.R.China" by Mei Zhong (Foshan University, China),
  • 2-2) "Quranic Schools in Senegal : Traditional Education in the Context of Modernizatio" by Kae Amo (EHESS, France)
  • 3) "Teaching embedded: Cultural practice in Japanese preschools" by Akiko Hayashi (Meiji University, Japan) Chair Juko Ando (Keio University, Japan) Discussant Yoichi Sakakihara (Ochanomizu University, Japan)

(参考リンク:http://www.icp2016.jp/

学会に参加される方は是非お立ち寄りください。



日本子ども学会主催「子ども学カフェ」第7回講演会 (終了しました)

日本子ども学会の子ども学カフェも7回目になりました。今回は、これまで子ども学会であまり取り上げられてこなかった「経済学」からみた子どものお話を、慶應義塾大学商学部教授の中島隆信先生にお願いいたしました。

経済学は決してお金儲けの学問ではありません。それは人間が物理的・社会的環境の中で行うあらゆる営みに潜む合理的・非合理的な原理を探求する科学です。中島先生はそのことを『大相撲の経済学』『お寺の経済学』『刑務所の経済学』など一連の斬新で分かりやすい著書で世に伝え、財務省や内閣府、さらには日本相撲協会でも活躍されてきました。

さらに中島先生は2006年に日経・経済図書文化賞を授賞した『障害者の経済学』(東洋経済新報社)や『子どもをナメるな-賢い消費者をつくる教育』(ちくま新書)、『家族はなぜうまくいかないのか-論理的思考で考える』(祥伝社新書)で、子どもや家族に対しても経済学的な切り込みをされいます。

子ども学の新しい領域を広げる可能性を感じさせてくれる今回の子ども学カフェに、ぜひ奮ってご参加ください。


【テーマ】: 経済学的子育て論
【講 師】:中島 隆信(慶應義塾大学商学部教授)
     

子どもは親の言いつけを守り、生徒は先生の指示に従うのが当然と多くの大人は思っていないだろうか。親に反抗的な子どもや教室で大人しくしない生徒は「問題児」として扱われる。その言いつけや指示が子どもにとっていかに理不尽なものであっても躾や教育という大義名分に守られ省みられることはあまりない。一方、市場経済ではこうしたことは決して起こらない。なぜなら、当事者すべてが得をする取引以外は成立しないからである。今回の話では、子どもの自己を認めたうえで子育てに経済学的思考法を持ち込むことにより、現在、家庭や教育現場で起きているさまざまな問題の解決への手がかりを模索してみたいと考えている。


【日 時】: 2016年4月23日(土)12:30~14:30
【場 所】: 慶應義塾大学(三田キャンパス)西校舎1階、513番教室
【参加費】: 会員・学生500円、一般 1000円
【定 員】: 50人(事前予約をお願いします)


【予約・お問い合わせの連絡先】:

4月20日までに、お名前、ご所属、連絡先を明記の上、上記までメールでお申込みください。
メール件名は「子ども学カフェ申込み」としてください。


誰でも自由に参加できるオープンな場ですので、日本子ども学会の会員の方はもちろん、ご関心のある方をぜひお誘いになってお越しください。学生も大歓迎です。

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